こんにちは、AKI(soho_cad)です。
金物施工図で置床(おきゆか)を書くことってあまりないかもしれませんが、床EXP.Jなど金物と取り合う事もあるので解説していきます。
今回は最近よく書く「デッキ材」
三洋工業(株)の製品になります。
再生&天然木材製デッキシステム
サニーデッキ
デッキ材の表面にビスや釘を打ち込まずに固定が行える「ノンビス」工法を採用しました。ウッドデッキの美しい質感を損なわずにフロアづくりが行えます。
デッキ材 キープラン
書く場所が何ヶ所かある場合はKEYPLANが必要です。
デッキ材 平面割付図
上のキープランで赤く囲んだ部分の割付図になります。
破線で下地を書いてありますが、下地は別図を作成して寸法を入れます。
デッキ材の割付は
部屋の奥から割付け、端数で切断が必要なものは入口側にもっていきます。
デッキ材 下地割付図
デッキ下地の根太鋼、支持脚(受けプレート)の割付を書きます。
割付ピッチはメーカー製品によって違うので、カタログを確認しましょう。
躯体やサッシからの逃げ、点検口やデッキの開口部分をチェックして記入します。
デッキ材 納まり
納まりは高さと端部を書けばOKです。
データ登録しておくと便利です。
デッキ材 点検口納まり
こちらの図面はW145のデッキ材3枚分の大きさでかいてありますが、特に指示がなければこれを基本データにして提出でいいと思います。
もちろん部材登録しておきましょう。
そのほかの割付例
上で紹介したデッキ材の取付場所は狭く割付に困らないのですが、実際は広い部屋や長くて割付に悩むことも多いです。
デッキ材の割付は互い違いにしてそれぞれの割付を書きます。
コーナーになってる場合は詳細図を書くとわかりやすいです。
そのほかの納まり例
サッシ部分など欠き込みがある場合は平面詳細も書きましょう。
外デッキの場合は端部の納まりをちゃんと書きましょう。
まとめ
躯体がシンプルな場合は割付も納まりも楽ですが、サッシ取合はほぼありますのでそれぞれの取合を書きます。
割付で小さいサイズになり過ぎてしまったり、うまく割付出来ない時はお客さんに相談しましょう。
歩留まりを考えて、なるべく端材がでないように考えましょう。
データダウンロード
このページに掲載している図面データはダウンロード出来ます。
圧縮ファイル(ZIP)にJWW、DXF、PDFファイルが入っています。
(ページトップにあるダウンロードデータと同じです)