アルミ型材の手摺付笠木についての解説になります。
「三洋工業(株)」製品トップレール60Aで書いています。
手摺付笠木 H納まり図
鉄骨下地に取りつけた手摺付笠木になります。
鉄骨芯、手摺芯、高さを確認して書きましょう。
手摺付笠木 W納まり図
W納まりはコーナー部または端部納まりを書きます。
手摺付笠木のポイントは笠木目地との取り合い
手摺付笠木の割付で悩む時は、支柱位置と笠木目地とずらさなければならないということです。
それは、笠木目地部分には水切りジョイント、受金具があるので、ベースポストの取付プレートと重ならないようにしなければならないのです。
下の図では目地から最低200は離すとありますが、笠木の歩留まりも考えないといけないので、メーター数が多いと割付に苦労します。
お客さんの希望を聞いて割付けてください。
曲げ笠木の場合、笠木目地と支柱位置を同じにする場合もあります。
まとめ
手摺のメーカーはとても多いですし、笠木キャップの幅、形、支柱ピッチそれぞれ違います。
でも、大事なのは取付方法なので、メーカーさんのホームページをよく確認して納まりのパターンを覚えましょう。
手摺単体の書き方はこちらになります↓↓↓
手摺の書き方
手摺の納まりについて書いています。通常のカマボコ型タイプのほかに丸手摺や控え柱付、横格子、階段手摺の書き方について解説しています。このページのCADデータダウンロードできます。
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