柱型の幕板とは鉄骨の柱をアルミやスチール、ステンレスの幕板で覆ったものを言います。
鉄骨からどのくらい離すとか、柱の径や目地の位置、H割付などはお客さんに確認しましょう。
ここでは実際に書いた柱型を例にして解説します。
柱型(はしらがた)の書き方
平面割付図、外観姿図
柱型は建築図の1階平面図に書いてあります。
平面詳細図があればさらに詳しくわかります。
立面図に書いてある割付はおおよそなので、お客さんに確認してから外観図に寸法を入れましょう。
納まり図
よくポーチなどにある「丸柱」です。
鉄骨をカバーするアルミや鋼板の幕板になります。
柱型のØやL寸法によって分割が違います。
建築図面に割付線がある場合はその通りに、
ない場合は担当者さんに確認しましょう。
縦目地の位置には特に注意しましょう(正面なのか側面なのか全部なのか)
天井取合い
この図では50㎜のみ込みになっていますが、天井優先で手前15㎜コーキングの場合もあります。
出来たら担当者さんに確認しましょう。
天井材がボードじゃなくて幕板の場合も同じです。
床取合い
この図では床手前15㎜コーキングにしていますが、RCにのみ込む場合もあります。
FLから100㎜くらいステンレスの巾木がくる場合もあります。
その時は普通の幕板と同じようにコーキングポケットで取り合い、巾木が別途なら「ステンレス巾木(別途)」と書きましょう。
下地
自分の場合は柱型の取付下地はほぼ「St-L-30×30×3」で書いています。
鉄骨柱との間があまりない時はL-25×25にしましょう。
※柱型の図面はこちらからダウンロードできます。
https://sekouzu.com/date_download/