こんにちは、AKI(soho_cad)です。
最近ルーバーの図面を書く機会が多いのですが、ルーバーは
型材が違うだけで納まりはほぼ同じ
なのです。
施工図を書く時の注意点など書いていきます。
ルーバーの書き方 平面図
今回は理研軽金属工業(株)のスカイフィットSHS-3050の図面で解説します。
理研さんのホームページの電子カタログからもCADデータダウンロード出来ます。
★電子カタログにはビスのサイズや取り付け方法が詳しく書いてあるので見ておきましょう。
平面図で書かなければいけないのは次の寸法になります。
- 通り芯からの寸法
- 柱ピッチ
- ストリンガー(または取付アングル)ピッチ
- パネル割付
取付場所やそれぞれの名称なども入れれたら入れましょう。
ストリンガーピッチはカタログの後半ページにある「取付ピッチ算出方法」で風圧や風速などに基づいて決めていきます。
わからない場合はお客さんに出してもらいましょう。
ルーバーの書き方 平面 納まり図
上の平面割付図から納まり図を書きます。
縮尺は1/2か1/3。
必要な部分は
A:コーナー部
B:ジョイント部
C:端部
になります。
納まり例1
コーナー部:アングルかぶせ
端部:アルミアングルで目隠し+コーナープロテクター
この図面ではジョイント部、柱芯から200をビス位置にしていますが、パネル端部から200の場合もあります。
端部やコーナーからの寸法は150だったり200だったり芯だったりするので、カタログを参考にするかお客さんに確認しましょう。
納まり例2
ABC商会 シーライン SS-125
コーナー:切りっぱなし
端部:小口フタ
納まり例3
理研軽金属工業(株) SH-86
コーナー:横優先
納まり例4
ABC商会 ブリンカース BLD-3060
コーナー:アスロック取合い アングル
ルーバーの書き方 H断面図
1/20くらいの縮尺でルーバーの高さ、ピッチを書きます。
この図面だとルーバーの本数とピッチ両方書いていますが、どちらかだけでもいいです。
お客さんに確認して書くようにしましょう。
ルーバーの書き方 H断面 納まり図
上の断面図を拡大したものになります。
高さの表記は必須です。
あとはそれぞれの名称、ビスや下地の種類も明記しましょう。
まとめ
書いてみると色んなパターンありましたが、ルーバーはほかとの取り合いがあまりないので書きやすいです。
今回扉を書いてないのですが、結構な割合で扉つきます💦
また扉部分や縦格子についても書いていきます。