こちらのページで解説してるのはアルミスパンドレルですが、鋼製でも書き方は同じになります。
私が書いてるアルミスパンドレルの主なメーカーは
三洋工業(株)、アサヒ金属(株)、理研軽金属工業(株)
になります。
スパンドレル 平面割付図、断面図の書き方
スパンドレルの平面割付図は天井伏図になります。
まず意匠図の天井伏図でスパンドレルの向きを確認しておきましょう。
入れておくべき項目は割付寸法のほかに
- 天井高さ
- スパンドレル型番
- 廻り縁型番
- 部屋名
上図ではスパンドレルを一面に書いていますが、取り付ける部分が広い場合は途中中略しても大丈夫です。
スパンドレル 納まり図の書き方
縦横方向の納まりを書きます。
外壁や取合う壁やチリを書きます。
上の図は幕板との取り合い。
RCと取合う場合は下図のようになります。
躯体RCとスパンドレルとのチリが50㎜になっていますが、この寸法は躯体図を見るか、わからなければお客さんに確認しましょう。
ジョイントを使うとき
スパンドレルの定尺寸法はお客さんに確認しますが、何本かになる場合はHジョイナーを使います。
この図は角柱のパネルにスパンドレルが取り付いています。
ポーチやキャノピーは柱が優先の場合が多いで、その場合は廻り縁で囲みましょう。
まとめ
天井だけでなく、スパンドレルは外壁にも使われます。
各メーカーでは廻り縁のほかにも水切、出隅、入隅、角度付きボーダーもあるので確認しておきましょう。
筆者AKI X(旧Twitter)
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