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金物施工図とは
施工図とは
建築工事を実際に行なうために、現場で必要とされる図面。工事の順序、細部の作り方などを重点的に表現する。
引用:精選版 日本国語大辞典
このサイトでは、施工図の中の「アルミ金物」に焦点を絞り、金物施工図の書き方についてわかりやすく解説していきます。
アルミ型材の図面が中心になります。
曲物に関してはスチールやステンレスでもほぼ同じ書き方になります。
金物施工図について
金物施工図ってあまり聞かないと思いますが、要は
建物の手すりだけ書く
みたいな仕事です。
特に資格もいりませんが、取り合いが屋根、外壁、内壁、床の全部に関わるので、建築に少しでも携わっていた方が入りやすい職種です。
昔はドラフター(製図板)でしたが、今はほとんどCADによる製図になります。
CADは使い方を覚えてしまえばどのメーカーのものでも同じように図面が書けます。
CADを覚えるというより、建築を覚えることが第一になります。
基本を覚える事プラス施工する人が見てわかる図面というのが施工図になります。
資格がなくても書ける。
「金物施工図」はCADオペレーターの種類の中でもめずらしいジャンルだと思っています。
お客さんはどういう人?
私の最初のお客さんは三和シャッターさんで、主にフロントサッシの仕事をいただいていました。
その後、今に至るまではアルミ建材販売から工事までを請け負う会社様です。
まとめると
- サッシメーカー
- 建材を扱う会社
- 板金屋
- 金物取付工事業
金物は材質や種類によって色んな会社があるので、仕事を探すときはこのような会社の募集があるかチェックしてみるといいでしょう。
AI(人工知能)が進んでもなくならない仕事
例えば大きなビルの各階にあるサッシはメーカーさんで書きますが、中高層ビルや学校、病院、店舗などはそれぞれ内容や寸法が違うのでその都度書くことになります。
物件ごとに違うので、今後AIが進化していっても金物施工図の仕事はなくならないでしょう。
急ぎが重なって徹夜になったり、逆に仕事が少なくて収入が不安定になったりしますが
手に職です。
元気な限りは何歳までも書けます。
書いたら書いただけ収入になります。
在宅でできる仕事です。
今はCADもリースになり必要経費も少なくて済むので、数年かかって勉強しても確実な仕事と思います。
金物施工図の種類
建物に付く金物の種類は山ほどあります。
私が書いている金物は
- 笠木
- 水切
- 見切
- EXP.J(エキスパンションジョイント)
- 幕板
- 手摺
- 隔板
- カーテン(ブラインド)BOX
- スパンドレル
- ルーバー
- サッシ
- スチールドア
- 庇(ひさし)
- 置床
ざっとあげただけでもこれだけあります。
覚えるのには時間がかかりますが、覚えたら一生仕事に困りません。
金物施工図を書くとき大切なこと
金物施工図を書く時に大切なことを書いています。詳細図や姿図の書き方や縮尺について、訂正図が入った時はなど解説しています。