こんにちは、AKI(soho_cad)です。
渡り廊下のEXP.Jでは、スチールドアと取合がある場合が多いです。
それで
金物図面を書くならサッシ図面を理解しておくべき
という以前からの持論に
EXP.J書くならスチールドアも書けるようにしておくべき
も加えようと思います。
内部は見込み100で扉部は45
内部のSD(スチールドア)で特に指示がなかったり、わからない時は以下の寸法で書きましょう。
- 見込100
- 見付15,25
- 扉部45、扉40
- 折返し15~20
- 板厚t=1.6
- 胴縁まで25㎜~30㎜
こちらは額縁タイプになります。
※SDが別途の時は寸法入れなくていいです。
外部-内部のSDも扉部分は同じ
外部-内部のSDも扉部分の寸法は45㎜にします。
下図のように壁厚を覆うようなSDは、指示がない場合は内壁側も45㎜にしましょう。
渡り廊下に多いSDの形状
渡り廊下の内壁EXP.Jと、この開き扉との取り合いが結構多いです。
スチールドアは物件ごと曲げて制作するので、加工するところによって形状や寸法が違います。
とりあえず基本パターンをいくつか覚えておいて、わからない時はそれで書いてチェックを待ちましょう。
SDのサイズや形状は物件ごと違います。
その都度納まり図を保存してパターンを覚えていきましょう。
まとめ
金物施工図でスチールドアと直接取合う事はあまりないので、見込と見付の基本だけ押さえて書いていきましょう。
サッシ図の書き方
サッシやフロントサッシの書き方や見方について解説しています。断面図や姿図の書き方、このページのcadデータをダウンロードすることができます。