スチールやステンレスの手摺は割とシンプルで時間をかけずに書けます。
2つ例を挙げて書いていきます。
スロープ ステンレス手摺
私の場合、ステンレス手摺の作図依頼はスロープのことが多いですです。
スロープからフラット部分もありますので
この書き方を覚えたらほかも同じ感じで書けるようになります。
納まり
納まり図は型材の詳細と仕上げ、H寸法、躯体幅を書けば完成です。
※この図では
・手摺部分=SUS 34φx1.5HL
・支柱部分=SUS 32φx1.5HL
で書いていますが、H寸法や現場によって違いますのでお客さんに確認しましょう。
平面割付図
スロープの片側だけ書くという簡単な時もありますが、今回は少し複雑なものになります。
元図はこちら。
作図したものがこちら。
躯体の高さ、支柱の割付寸法やジョイント部分を記入します。
外観図
スロープがある時は絶対ですが、フラットの場合でも外観図を書くようにしています。
平面図に三角法でこのように外観図を入れた方がわかりやすいのですが
今回は手摺面が多いので別図にしました。
平面図と外観図の場所がわかるように△にA,B,C,D,Eと入れました。
スチール手摺 壁付け
平面割付図、内観図
壁付けのスチール手摺は実はこの1回しか書いたことがありません。
物件やお客さんによって取り付け方が色々あると思うので
その都度確認しましょう。
取付金具のピッチ、H寸法は必須。
手摺のジョイントがあればその位置、階段やスロープの傾斜を入れましょう。
納まり図
納まり図は取付金具、ジョイント部、床取付部を書いています。
こちらも物件やお客さんによって仕様が違うので
その都度確認しましょう。
まとめ
壁付けの手摺は今までアルミやアルミ+樹脂の型材がほとんどだったので
スチールの手摺は初めてでした。
スチールは自由度が高いのでその分納まりも違ってきます。
また書くことがありましたら記事を追加していこうと思います。