見切(みきり)は、下端笠木(したばかさぎ)、下端見切(したばみきり)、軒見切(のきみきり)、色んな呼び方ありますけど総じて「見切」と言えば通じます。
笠木施工図を書いたら見切も書くということが多いです。
形材見切の書き方
意匠図に見切の幅が書いてある場合はそれを参考にしましょう。
特に指示がない場合は型材で書きます。
三洋工業(株)製品はW=120とW=70があります。
納まり図
外壁からのちりは指示がなければ10㎜。
外壁材や天井材、あと高さは必ず書きましょう。
平面割付図
三洋工業(株)の見切はコーナーが495×495。
長尺は4000になります。
目地は6㎜、壁の取り合いは15㎜です。
※他メーカーの場合はホームページやカタログで確認しましょう。
見切の場合は「天井伏図」で書くので、意匠図の「天井伏図」で確認しましょう。
スパンドレル用見切 理研M-52
最近よく使うのが理研の「スパンドレル用水切」M-52です。
水切を軒見切として使います。
値段も安いし取り付けも簡単です。
納まり図
取り付け金具はなくビス止めだけです。
ジョイントは出来れば裏板を制作します(メーカーのはない)
【割付】
コーナーは500×500
長尺は4000、目地は4㎜です。
曲げ見切の書き方
外壁幕板からの曲げ見切はよくありますが、単体の曲げ見切もあります。
納まり図
見切下端から胴縁までの寸法によって
形状や取り付け方法が違ってきますので確認しましょう。
【割付】
指示がなければコーナー500×500
長尺3000以内、目地15㎜で割付けます。
書く前にお客さんに確認しましょう。
姿図
L寸方向のコーキング目地詳細を書いておきましょう。
今回は目地部分に「上部カバー」をつけたので姿図も書きました。
データダウンロード
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