このページでは
- 屋根ー屋根 EXP.J
- 屋根ー外壁 EXP.J
の書き方の解説をします。
材質、クリアランス、耐火については「EXP.Jの書き方」と同じです。
EXP.Jの書き方
アルミEXP.J(エキスパンションジョイント)の納まり図の書き方について解説しています。天井、床、内壁、外壁との取合いを書いています。
屋根ー屋根 EXP.Jの書き方
キャップの幅は躯体幅+チリで決まるが、クリアランスによってチリが50以上や75以上などあるので、カタログをよく見て幅を決めましょう。
※例えば上図のクリアランス100の場合、チリは75以上になります(三洋工業製)
建築図に「W=500」などと書いてある場合も、躯体幅+チリで幅を再確認しましょう。
この図面の笠木はEXP.Jより下がっていますが、屋根EXP.Jと笠木の躯体高さが同じ場合が多いです。
高さは必ず確認しましょう。
端部の詳細も必ず書きましょう。
小口キャップの寸法や下部フサギの寸法、外壁からの寸法は一度担当者さんと話し合って決めておくといいです。
屋根ー外壁 EXP.Jの書き方
外壁にそのまま取り付ける場合とのみ込む場合があります。
外壁にそのまま取り付ける場合
既存+増築のパターンでよく使います。
雨仕舞い上、水切が必要になります。
三洋工業のEXP.Jでは「FYK2段水切」という専用の型材がありますが、ない場合は
- 外壁材の水切を使用
- 外壁工事で曲げ物水切を使用(トタン水切など)
- アルミの型材水切を使う
などのパターンがあります。
水切は別途なのか共なのか確認し、別途の場合は必ず図面に書きましょう。
躯体にのみ込む形で取り付ける場合
この図面はALCですが、RCの場合ほぼのみ込みとなります。
のみ込む部分は現場で躯体を斫る(はつる)ので欠き込み寸法は必ず入れましょう。
こちらの図面は鉄骨+ボードになります。
ボードにのみ込む部分の寸法を必ず入れましょう。
外壁EXP.J 躯体一覧
外壁EXP.J(エキスパンションジョイント)の納まり例、躯体一覧のCADデータダウンロードページになります。作図の参考にしてください。
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