dwgデータとは
dwgデーターは「AutoCAD（オートキャド）」というCADソフトで使うデータのことです。
建築では「AutoCAD」を使ってるところが圧倒的に多く
作図の参考にするための意匠図や部材データがdwgでしかもらえなく
変換ができないので一部データを使いたくても使えないという事が多々あります。
dwgデータをjwwに変換するフリーソフトはありますか？
１回で変換できるソフトはありませんが、
２回変換でjwwデータに変換できるフリーソフトはあります！
このような順番になります。
- フリーソフト「DWG TrueView」でdwg→PDFに変換
- フリーソフト「PDF to JWW」でPDF→jwwに変換
フリーソフト「DWG TrueView」でPDFに変換
1，「DWG TrueView」をインストールする
「DWG TrueView」はAUTODESKから出されてる無料のソフトで
dwgデータを見ることができて、PDFに変換することができます。
※MAC非対応
こちらのサイトからダウンロードできます。
無償のオンライン ビューア / Autodesk 公式
https://www.autodesk.co.jp/viewers#!
クリックすると英語ページなので日本語翻訳します。
そして言語を「日本語」にしてインストールします。
ダウンロードした
「Autodesk_DWG_TrueView_2025_ja-JP_setup_webinstall」
をクリックしてソフトをインストールします。
２，「DWG TrueView」でdwgデータを開きPDFで保存する
dwgデータを選択し開きます。
「印刷」をクリック
印刷のタイプを選びます。
- ①では普段使ってるPDFソフトか、なかったら「Microsoft Print to PDF」を選びます。
- 用紙サイズ、印刷尺度、図面の方向を選択
- 印刷領域→印刷対象には「オブジェクト範囲」「図面範囲」「窓」「表示画面」があります。変換したい図面の大きさや種類に合わせて選択しましょう。
フリーソフト「PDF to JWW」でjwwに変換する
フリーソフトの「PDF to JWW」をダウンロードして保存したPDFをjwwに変換します。
こちらのサイトから無料でダウンロードできます。
Vector
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se513398.html
「PDF to JWW」の使い方はこちら↓↓の記事に書いてあります。
dwgをjwwデータに変換してくれるサービス
クラウドソーシングサイトココナラにdwgをjwwに変換するサービスを出してる方がいます（有料）
ただ、dwgをjwwに変換するのは作図の素材として使うというのが多いと思うので、有料サービスを使うべきか考えて利用しましょう。
dwg→jww変換サービスを出してる方を貼ります。
web上でdwgをjwwデータに変換してくれるサービス
web上でdwgをjwwに変換してくれるサービスがあります。
ソフトをダウンロードしなくていいので楽ですがログインが必要で、
無料なのは１日１回までとなっています。
CADデータ無料変換サービスDARE【DWG・DXF・JWW・PDF】
dwg意外にも色んなファイルに対応しています。
変換する枚数が多い場合は有料版もあります。
※60回 / 1ヶ月→1,980円 / 1ヶ月（2024年6月現在）
dwg対応してるCADなのに開けない
私が使ってるシンテック社の「FUTURE」という2D CADソフトはdwgのインポート/エクスポートが可能です。
ほかにもdwg対応してるCADソフトはあると思うのですが
変換できない！
ということがたまにあります。
どうしてもできない時はあきらめるのですが、
「DWG TrueView」の「DWG変換」で変換したら開けたことが何度かありました。
②表示されたデータで変換したいものをクリック
③変換設定を選択
④変換
100%ではありませんが、開けない時は試してみてください。
まとめ
作図するのに元になる図面のデータがあるのとないのではスピードが全然違います。
作業が楽になるだけでなく、正確なのでその後の直しも少なくなります。
お客さんのためにも自分のためにも
楽に作業できる方法があるのはいいですね。
